ツボの知識

東洋医学の部類に入る鍼灸の基本は、一般にツボと呼ばれる人体の大切な場所です。
つまり、良く使われる「ツボを押さえる」とか「ツボを心得る」あるいは「成功のツボ」のように、いわゆる急所とか大切なところをツボと言います。
ツボは漢字では壺ですが、実際には人体のある部分を指で押すとそこが壺に指を入れたように窪むことから壺(ツボ)と言われるようになったのだと思われます。
また、人体のそのような場所は体内のあらゆる神経や内臓などのところとつながっているので、いわば勘所、急所、大切な場所であることも事実で、それで勘所を押さえることがツボを押さえると言われるのでしょう。
さらに、急所であるツボは裏を返せば弱点でもありますから、鍼灸ではツボを刺激することで、その部分からつながっている内臓や筋肉などの機能を正常にします。
なお、ツボは専門的な呼び方がいくつかありますが、それは例えば「経穴(ケイケツ)などで、これに関連してツボとツボを連絡する神経網を経脈と言います。
このツボが人体にあることが分かったのは何千年も前の中国だとされているようですが、2000年以上も前の漢の時代の医学書にはツボのことが書かれています。
では、人体にはいくつのツボがあるのかと言いますと、一般に言われるのは現在WHOが認定しているのは361穴で位置としては679もありますが、その他の説もあります。
ツボは筋肉の間や、腱、骨の間、関節などに沢山ありますが、ツボの形や大きさ、深さは様々で、例えば指で押すと痛みを感じる部分やしこりを感じる部分が多いようです。

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